患者様

最近、顔にシミのようなものができてきました。これが肝斑なのでしょうか?

  

院長

こんにちは。ご質問いただき、ありがとうございます。肝斑とシミは似たように見えることがありますが、異なるものです。肝斑は紫外線やクレンジングの際にこするなどの刺激、妊娠、ピルの内服など様々要因によって引き起こされ、シミとは異なる特徴も多くあります。肝斑は不規則な形状を持ち、色合いも濃淡が混在していたりして多彩です。診察を受けて正確な診断を受けましょう。  

患者様

了解しました。肝斑の治療方法について教えていただけますか?

  

院長

もちろんです。肝斑の治療にはいくつかの方法があります。まず、日焼けから肌を守ることと、クレンジングの際にこすらないことが非常に重要です。また、スキンケア製品や外用剤、内服薬が有効な場合があります。外用剤としては、ハイドロキノン、トレチノイン、アゼライン酸などが一般的に使用されます。最近はシステアミンも使用されます。内服薬としては、トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンEなどが考えられます。 

患者様

レーザー治療は効果的なのでしょうか?

 

院長

レーザー治療は設定次第で一部の肝斑に効果的であることがありますが、すべての人に適しているわけではありません。レーザートーニングなど一部の方法を除き、レーザー治療が禁忌となることも多くあります。治療前に詳しく診察を受け、適切な治療方法を選択しましょう。最近は、レーザートーニングに代わり、ニードルRF(シルファーム™)も治療に用いられるようになってきました。

患者様

肝斑は再発することがあるのでしょうか?

  

院長

はい、肝斑は再発する可能性があるため、治療後も予防策を続けることが重要です。紫外線から肌を守ることや適切なスキンケアを続けることで、再発リスクを低減できます。

 

患者様

治るまでの期間はどれくらいかかりますか?

   

院長

肝斑の治療期間は個人差がありますが、効果が現れるまでに数週間から数か月かかることがあります。治療の進行状況を定期的にモニタリングし、調整が必要かどうかを判断しましょう。

 

患者様

最後に、どこで肝斑を治療できますか?

 

院長

肝斑の治療は自己治療ではなく、皮膚科医の指導のもとで行いましょう。正確な診断と様々な治療プランを提供しますので、まずは病院で診察を受けてはいかがですか?肝斑の症状に対処するために、専門家のアドバイスを受けることが大切です。お気軽にご相談ください。

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2023/12/15